2016年 07月 07日
残る桜 |
”散る桜残る桜も散る桜”
内館牧子さんの 「終わった人」で見て、自分たちが貧しいのは多くの高齢者を支えているせいだ、と考えている勤労者世代に対して言ってやりたい言葉だと思った。いずれ皆さんも高齢者になって行きます。その対策はできていますかと。
しかし、一応確認のため調べてみたところ、一休禅師の辞世の句であり、特攻隊員の遺書にも使われた言葉であることを知りました。他人に対する言葉としては使えないな、と思った次第。自戒のことばです。
「終わった人」は作者の意図に沿って読んでも面白い作品。ネットでのコメント(書評的)も多いほうではないかと思います。
小説の結末はここでは書かなほうがよいと思います。作者の意図とはかかわりないですが、昨今の高島礼子さんに対するいくつかの発言を見ていると、離婚したほうがいいとか、すべきではないとか、よう勝手なことをいろいろ言えるな~というのが感想です。皆さま、ご立派なご家庭をおもちで。よござんしたね。
米国留学中の知人が現地で相応の方と結婚しました。DVが始まって、専門のカウンセリング中に、禁止薬物のことがわかって、即離婚をアドバイスされたようです。突発的暴力による生命の危険を示唆されたとか。おまけにLGBTもあったようですが、薬物のこととともに全く気付かなかったそうです。おそらく、仕事の関係で帰宅時間も遅かったでしょう。家でも書斎は別でいつも調べものをしているとか。気付けなかったのも有りですね。
帰国して、親ごさんが他界されたとき、1度だけ電話をもらったと言っていました。
by ekaigo
| 2016-07-07 13:22
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