2018年 06月 15日
投薬結果確認せず・・ |
投薬結果確認せず死亡 60代男性患者、肝障害か 静岡
6/15(金))( 8:00配信 静岡新聞)
同センターの説明では、悪化した血液検査結果は電子カルテに転記されておらず、担当医はデータを確認したかどうか「定かではない」などと話しているという。高橋満院長は「(血液検査結果は)病院全体でチェックすることであり、チームとしてのチェック機能が欠けていた」(産経新聞)同センターの説明では、悪化した血液検査結果は電子カルテに転記されておらず、担当医はデータを確認したかどうか「定かではない」などと話しているという。高橋満院長は「(血液検査結果は)病院全体でチェックすることであり、チームとしてのチェック機能が欠けていた」
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『血液検査結果の確認をせずに治療を継続し・・』
肝障害の副作用が予測される抗がん剤。
血液検査をしているにも関わらず、読まず(読んでも、心に響かなかった?)、死因は癌ではなく、「肝障害」だったとのこと。
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何と言えばいいのか。な~んも言えません、としか。
多くの病院では、外来の診察時に、検査結果をプリントして説明しています。
未だにそのようなことをしない大病院があるということか。
説明しても何%の患者が理解するか。費用対効果(医者が難儀する時間と患者が理解し自律する効果)を考えているのかも知れない。
しかし、説明する過程で医者自身が認識する。
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外来の医師や病棟のナースは患者の顔を見ない。パソコンとにらめっこ。その割には、過去のカルテを読まない。X線撮影をオーダーしていても、受診日に行くと、これいつのものか?と言われることがある。
たぶん、そのころ、最も心配な患者さんのことで頭がいっぱい。
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もちろん、口を開けさせたり、背中を叩いたり、一生懸命なお医者さんはたくさんいらっしゃいます。毎日、お疲れのご様子で患者として心配です。
by ekaigo
| 2018-06-15 20:08
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